すぐ側を流れる川の護岸工事のため、立ち退きとなる母屋と納屋を取り壊して、新しいお住まいを作りたいとご相談がありました。
70歳代の奥様がお一人で住まわれるので、当初は平屋で検討しましたが、
息子さんたちが帰ってきた時に寝る場所が欲しいということで、2階に二部屋つくることになりました。
奥様は全て1階で生活できるように計画。
川の景色を楽しめるように、川側に広いウッドデッキを配置しています。
いつもそのウッドデッキに置かれたテーブルで、鳥のさえずりを聞きながら朝食を取られるひと時がとても幸せだとのこと。
室内は高気密高断熱仕様で、南面には大きな窓を設け、冬は太陽の熱で室内を温めます。
LDKは梁を見せる仕様とし、天井高は2700mmでとても高く開放感があります。
出来る限り自然素材を使い、杉のフローリングにタモの造作建具が、雰囲気のある空間を作っています。
奥様がいつもくつろげるように、少し落ち着いた色味の空間に仕上げました。
ホルツバウハウス
【設計士】 金堀健一
【インテリアコーディネーター・時短家事コーディネーター®】 村重サチコ