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社長BLOG



金堀健一

これからの住まいを考えていますか?

みなさんこれからの住まいを考えていますか?

新築・リフォームなどのとき、より価値ある住まいにするために、「これからの住まい」のあり方を考えて計画を立てることが「広島の設計事務所住宅デザイン研究所」は大切だと思っています。


住まいのあり方に大きな影響を及ぼすのはライフスタイルの変化なのです。近年ライフスタイルも個性化の方向でそれぞれの家族で住まいのあり方も異なる時代と思っています。

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「これからの住まい」の初版 定価95円(昭和22年9月10日)

「これからの住まい」はわが国の建築(住宅)計画学の基礎をつくった西山夘三が昭和22年に相模書房から出版した書籍名。その副題が「住様式の話」で、今風に云えばライフスタイルの話ということでしょうか。
「これからの住まい」は終戦直後(1947年)に日本の住まいのあり方をさし示した名著と云われています。

その著書の中で当時の便所が住環境への悪影響を及ぼしている実態を明らかにし「便所は水洗式にしなければならぬ」中略「便所を水洗式すれば、我々はもっと便所を身近に引き付け~」と提唱。「室の種類と家具」の章では衣服量、タンスの容積などの調査を行い「収納方法を工夫すれば居住面積の1割程度の押し入れで十分」とも。

1911年3月1日生まれ、生誕100年の西山夘三は広島にも関係が有ったのです。1981年2月28日に中国新聞主催第2回ひろしま家づくり大学の記念講演を「人と住まい」のテーマでお話されており、「住まいというものは、人間性を規定する非常に大きな生活手段である」に話が始まり「住宅は生活を良くするための手段である」と締めくくられたことが印象的でした。

講演会のあとお食事をご一緒させて頂きましたが、憧れの西山先生の清貧さ、実直さに感銘した記憶が脳裏に焼き付いています。私の恩師(仲人)が同潤会で西山先生とご一緒だったことも影響し、「これからの住まい」の探究が私の生涯を貫く仕事となったのではないかと思っています。

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