【社長ブログ】私の自宅を解説します!外観・玄関編|建築家の家
ホルツバウハウス社長の金堀です。
スタッフが何度か紹介してくれている自宅ですが、私が建築士目線で自宅を設計する上でこだわったポイントを解説したいと思います。
ホルツバウハウスの家づくりの基本を大切にしていますので、私たちが手がける住まいについて知っていただく一つの機会になると幸いです。
■ 木づかいの家のコト
私の自宅はリノベーションをした戸建て住宅です。
注文住宅を手がける弊社ですが、古い建物を大切にするという基本的な考え方があります。
世代が変わっても住み続けて欲しいというコンセプトの上で、長く住める木造住宅を設計しています。
その考えのもと、設計したのが木づかいの家です。良質な素材が使われており、リノベーションでも構造部を中心に再利用しています。既存の建物のポテンシャルを活かして素材や家具を選び、私の理想に近い住まいとなりました。モデルハウスとしてもご見学いただけます。
■ 外観と玄関
Point1 木製の手すりのバルコニー
実は元々の鉄骨製のバルコニーで錆だらけでした。
リノベーションを機にこれまで見たことがないバルコニーにしたくて、木製のバルコニーを製作しました。
吹付のおとなしい色合いで仕上げたグレージュの外壁に、本物の木の組み合わせは大変バランスが良く気に入っています。
木づかいの家のコンセプトにも基づいたデザインです。
ウッドデッキとバルコニーを掛け合わせたような雰囲気は唯一無二ではないでしょうか?
帰宅後にここにお酒を飲むのが日課です。
Point2 アプローチは斜めに
写真をご覧いただくと、アプローチが斜めに設置されているのがお分かりいただけるでしょうか?元々車椅子用にスロープがついていましたが、プライバシーを守る意味や玄関までの程よい距離をつくるためにも変更しています。門柱や植栽の位置も相まって道路から直接見えにくくなっています。
Point3 玄関扉
木製の断熱性の高いものを選びました。
リノベーション前は断熱性の低い木製の扉でしたが、開口部からの外気の影響は意外と大きいため変更すべき箇所の一つです。
窓はクリアガラスから乳白色のものに変えています。
Point4 框を設置した玄関土間
車椅子用だった玄関は直接室内に入れるようフラットになっていましたが、土が上がることが気になる点でした。1.5cmのオークの框を設置してわずかな段差をつくりました。
少しの工夫ですが、土ぼこりを防ぐことができています。
漆喰の壁などはそのまま残しつつ、機能的に不便な点を解消する設計です。
リノベーションにおいては、建物のポテンシャルを活かしながらも住む人の使いやすさや理想のイメージに合わせて、随所に工夫を凝らすことが重要かと思います。
次回は室内編をお届けいたします。
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