わが家に世界で一つの造作建具を~
建具とは、家の内部にあるドア・引き戸・折れ戸などの扉のことをいいます。これからマイホームをと考えられている方、リノベーションを考えていらっしゃる方、建具を選ぶ際、何を基準に選びますか?
建具は大きく分けて、既製品の建具と一から造る世界で一つの造作建具があります。
コスト面で言えば、やはりオーダーメイドの造作建具の方がコストはかかります。しかし、造作建具の良さは、セレクトの幅がたくさんあるということです。私たちホルツバウハウスでは、こだわりをもって、とっておきのお住いのご提案をさせていただいています。造作建具もその一つです。
今回はホルツバウハウスの実例をみながら、造作建具の紹介をしていきたいと思います。
この造作建具は、ステンドグラスをはめ込んだ引き戸です。ステンドグラスと木の質感がうまく調和し、かつ重厚感があり、既製品には出せない味わいがあります。とっても素敵な造作建具となりました。
では、造作建具を考える際、何を決めたらいいのでしょうか?
お施主様に決めていただくのは、木材の種類、色、サイズ、デザイン、ガラスの種類、把手、金具、などです。一つの扉を作るのもなかなかの労力を要しますね。もちろん私たち設計士やインテリアコーディネーターに、こんなイメージがいい、と言っていただければ、ご提案をさせていただきます。一つ一つ一緒に決めて、お部屋の雰囲気に合ったオリジナルの造作建具を造っていきましょう。
これは、洗面所に入る引き戸です。タモ材を使い、塗装はクリア塗装、ガラスはチェッカーガラスをはめ込んだ造作建具です。デザインとチェッカーガラスがよくマッチしています。
チェッカーガラスは明かりの陰影がとても雰囲気があり、個人的にはおすすめです。
この造作建具は、リビングと和室を間仕切る2枚引き込みの建具です。洋にも和にも違和感なく馴染む建具になりました。格子のデザインもシンプルで落ち着いた雰囲気を感じます。またこの建具はガラスではなく、ワーロン紙を使用しています。
造作建具はオーダーメイドですので、サイズも自由に決めることができます。一般的な内部建具のサイズは、高さ2000㎜、幅680~780㎜ですが、天井までのハイドアがお好みでしたら天井高に合わせたハイドアにすることもできます。この写真は、実際ホルツバウハウスでデザインしたハイドアの折れ戸です。存在感のある造作建具になりますね。お施主様にもとても気に入っていただきました。
おうちの中の建具を全て造作建具にすると、予算的に厳しいなあと思われる方は、是非、玄関ホールからリビングに入る建具1か所だけでも、こだわりの造作建具にしてみてはいかがでしょうか。(もちろん、ご自身のプライベートルームだけとっておきの造作建具にするのもありですね。)
私たちホルツバウハウスでは、お客様のご要望に合わせて、心と体に良い住まいをご提案させていただいています。今回は造作建具についてお話させていただきましたが、その他、どんな些細なことでも構いません。疑問点はお気軽にお問い合わせください。
一緒に快適な住まいをつくっていきましょう!
設計 高垣順美
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