ホルツバウハウス・設計士の高垣です。
本日は皆さんが気になっているであろう「国産木材」のお話しです。
長く住み続けることができる心地の良い木造住宅づくりには、国産木材が欠かせません!
△ 飫肥杉の林
日本は四季によって気温の変化があり、年間を通して湿度の多い気候です。
国産木材は、この気候に合った耐久性や粘り強さを持っています。
構造部や仕上げ材に国産木材を使うことで、輸入材よりも高い耐久性が期待できます。
例えば、私たちが好んでよく使うのは宮崎県の飫肥杉(おびすぎ)。
他の杉と比較しても樹脂が多いため、粘り強さと湿気にも強いという特長があります。
赤身の部分はシロアリの被害が特に出にくいので、構造材としてもよく使われています。
日本の気候にマッチした木材といえますね!
飫肥杉に特長があるように、樹種によっても得意分野があります。
特性を見極めながら、適材適所を考えて使用しています。
木の家に住みたいと考える皆さんは、凛とした木材の香りがお好きなはず。
この木の香りの強さ。同じ木材でも、国産木材と輸入木材では差があるのはご存知でしたか?
たとえば輸入木材の場合。
日本に搬入する際、外来の虫やカビを防ぐために防腐剤などの薬剤を使用することになります。
そのため安全性に懸念があることはもちろん、木の本来の香りも損なってしまうのです。
日本産の木材は「良い香り〜」と思わず言ってしまうほど、上品な香りが特徴です。
運搬時の木材への負担も輸入材と比べてはるかに少なく、長く芳純な香りをお楽しみいただけますよ。
内装にはぜひ国産木材を選んでいただきたいですね^ ^
質の高い木材を生産する林業・製材業従事者の不足や、搬入方法が定まってないことから国産木材のシェアは落ちていく一方です。
すでに多くの自然林や終戦後に植林をした杉や桧は伐採期を迎えていますが、山に眠ったままの状態です。
実は日本は国土の67%が森林で、世界的に見ても立派な森林国。
質の高い国産の木材を選び使うことによって、林業や製材業にも良いサイクルが生まれ、未来の森林づくりにも嬉しい影響がもたらされると考えています。
例えば広島県内でいうと県産木材を使うと、補助金が出ることも。
前述のことも含めて、国産木材を使うことは皆さんにとっても大きなメリットがあるはずですよ^ ^
ホルツバウハウスでは、木材に精通した信頼の厚い大工さんに家づくりをお願いしています。
木に対する豊富な知識がないと、木造住宅は建てることができない!と言っても過言ではありません。
私たち設計士も“木材の目利き”には日々研鑽を積んでいます。
木材は自然からの恵みなので、天候などの影響によって毎年善し悪しが変わることもあります。
家づくりの際にはお施主様のご要望をお伺いした上で、大工さんや製材所の方と相談をしながら臨機応変に品質の高い木材を手配するようにしています。
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