窓配置にもコツがいるって知ってた!?パッシブデザインの家づくり|広島|自然素材の家
ホルツバウハウス・設計士の高垣です。
本日は弊社の家づくりにおける『窓配置』のコツを特別にご紹介します!
■ 家づくりには「土地を読む」が肝心?
ところで、パッシブデザインという言葉を聞いたことはありますか?
パッシブデザインとは、建物の周囲環境や自然環境を活かした省エネな家づくりのこと。
なるべく最新の設備に頼らず、設計によって自然のエネルギーを利用したり、
反対に弱点をカバーしたりして快適な住まいをつくります。
ホルツバウハウスは自然素材にこだわりを持ちながら、自然と共存する家をつくっています。
前述のパッシブデザインを行うために「自然を読む力」「土地を読む力」を身につけています。
■ 【実例】目指せ!健康住宅。究極の窓配置
パッシブデザインの基本が「窓配置」です。
北半球にある日本は、季節によって日照時間が異なるものの、1年中南側から太陽光が差し込みます。
明るい家にするために、やはり南側にはマストで窓を配置したいところです。
立地によっては、大開口の窓を設置できれば尚良いでしょう!
(なるべく土地選びの段階で、南向きに窓を確保できるか判断しています。)
ホルツバウハウスの窓配置による「土地を楽しむ工夫」をご紹介します。
Point1 周囲の景色を楽しむ窓配置
明るい南向きの窓に加え、景観を借景できるなら何倍もお得だと思いませんか?
ホルツバウハウスの設計士は、その土地が持つ良いところを見つけ、
景色を楽しめるように窓配置を工夫しています。
家の後ろが山なら、こんな楽しみ方も…!
お風呂の大きな窓ってロマンがありますよね。
Point2 近隣の建物状況に配慮した窓配置
隣家からの視線が気になる場所は、天井付近に窓を配置。
高い位置に細長い窓を設置すれば、十分に採光できます!
周囲に家がない場所に大開口の掃き出し窓を設置すれば、さらに明るい空間に。
Point3 通気性と採光を両立させる!無駄のない窓配置
吹き抜けを活かした窓配置。
空気は斜め上方向に流れていくので、吹き抜けは空気の循環を促すのに最適です。
南側に面して、1階には大開口の掃き出し窓、2階にはすべり出し窓を設置。
各階の窓から入る光が、空間全体を包み込むように明るくしてくれます。
スケルトン階段にすることで、光を遮ることもありませんね!
立地によっては窓配置にさらに工夫が必要なこともあります。
例えば「住宅街に面した狭小地」や「道路に面した土地」など。
そんなときも「土地読み」のプロが様々な手法を凝らし、最適な窓配置を考えます。
また、採光面積が広いだけでは快適な家には仕上がりません。
パッシブデザインには他にも手法がたくさんあります。
今後のブログでご紹介していきます、お楽しみに!
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