家事ラクな家づくりチェックリスト30

2026/06/11

 

家づくりを考えるとき、間取りやデザイン、性能に目が向きがちですが、実際に暮らし始めてから満足度を大きく左右するのが「家事のしやすさ」です。

洗濯、掃除、片づけ、買い物後の収納、朝の身支度。

毎日くり返す家事が少しでもスムーズになると、暮らしのゆとりは大きく変わります。

そこで今回は、家づくりの前に確認しておきたい

「家事ラクな家づくりチェックリスト30」をご紹介します。

これから注文住宅やリノベーションを検討される方は、ぜひご家族で話し合いながらチェックしてみてください。

 

 

玄関・帰宅動線のチェック

 

□ 01 帰宅してからカバン・上着・鍵を置く場所が決まっている

□ 02 玄関まわりに靴以外の収納場所がある

□ 03 買い物後、食品をパントリーや冷蔵庫へ運びやすい

 

 

玄関は、家族が毎日出入りする場所です。

靴だけでなく、カバン、上着、鍵、傘、外遊び道具、防災用品など、実は収納したいものがたくさんあります。

帰宅後の物の置き場所が決まっていないと、リビングやダイニングにカバンや上着が置きっぱなしになりがちです。

また、買い物後の動線も大切です。

玄関からキッチンやパントリー、冷蔵庫までが遠いと、重い荷物を持ったまま家の中を移動することになります。

毎日のことだからこそ、帰宅後の流れを考えた間取りにしておくと、暮らしやすさが大きく変わります。

 

キッチン・食事まわりのチェック

 

□ 04 キッチンとダイニングの配膳・片付けがしやすい

□ 05 毎日使う家電の置き場所が決まっている

□ 06 週1〜2回使う家電の一時置き場がある

□ 07 たまに使う家電をしまう場所がある

□ 08 ゴミ箱の位置と分別のしやすさを考えている

 

 

キッチンは、料理をするだけの場所ではありません。

食品をしまう、食器を出す、配膳する、片づける、ゴミを分別する、家電を使うなど、たくさんの作業が集中する場所です。

特に見落としやすいのが、家電の置き場所です。

炊飯器、電子レンジ、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカーなど、毎日使う家電は出しっぱなしでも使いやすい場所に。

ホットプレートやミキサーなど、週1〜2回使う家電は取り出しやすい場所に。

季節家電やたまに使う調理家電は、しまう場所をあらかじめ決めておくと安心です。

また、ゴミ箱の位置もとても重要です。

可燃ごみ、プラスチック、缶、瓶、ペットボトルなど、分別の数や量はご家庭によって違います。

ゴミ箱をどこに置くかを最初から考えておくことで、キッチンまわりがすっきり使いやすくなります。

 

洗濯・衣類収納のチェック

 

□ 09 洗濯機から干す場所までが近い

□ 10 干す場所からしまう場所までが近い

□ 11 家族の服をどこにしまうか決まっている

□ 12 ファミリークローゼットの広さが服の量に合っている

□ 13 下着・パジャマ・タオルの収納場所が洗面脱衣室にある

□ 14 室内干しが動線を邪魔していない

□ 15 洗濯物をたたむカウンターや作業台がある

 

 

家事の中でも、洗濯は工程が多い家事です。

洗う。

干す。

取り込む。

たたむ。

しまう。

この流れが長くなるほど、洗濯は負担になります。

家事ラクな住まいにするためには、洗濯機から干す場所、干す場所からしまう場所までの距離をできるだけ短くすることが大切です。

たとえば、洗面脱衣室、ランドリールーム、ファミリークローゼットを近くに配置すると、洗濯物を持って家の中を何度も移動する必要が少なくなります。

 

掃除・日用品収納のチェック

 

□ 16 掃除機やロボット掃除機の置き場所がある

□ 17 掃除道具を使う場所の近くにしまえる

□ 18 日用品のストック量を把握し、保存場所が決まっている

□ 19 書類・学校プリント・郵便物の置き場がある

□ 20 リビングに散らかるものの収納場所が決まっている

□ 21 学用品・ランドセルの収納位置を考えている

 

掃除をラクにするには、掃除機や掃除道具をすぐに取り出せることが大切です。

掃除機の収納場所が遠いと、それだけで掃除を始めるハードルが上がります。

ロボット掃除機を使う場合は、充電基地をどこに置くか、段差や家具の配置はどうするかも考えておくと便利です。

また、リビングが散らかる原因になりやすいのが、書類や郵便物、学校プリント、子どもの学用品です。

毎日使うものほど、しまう場所が決まっていないと、ダイニングテーブルやキッチンカウンターの上に置きっぱなしになりがちです。

家づくりの段階で、

「郵便物はどこで確認するか」

「学校プリントはどこに置くか」

「ランドセルや学用品はどこにしまうか」

を考えておくと、片づけやすい住まいになります。

 

洗面・脱衣・身支度のチェック

 

□ 22 洗面台まわりに家族それぞれの物を置く場所がある

□ 23 脱衣室と洗面室を分ける必要があるか考えている

□ 24 朝の身支度で家族が渋滞しにくい

 

 

朝の時間帯は、家族の動きが集中しやすい時間です。

歯みがき、洗顔、ヘアセット、メイク、着替え、洗濯などが同じ場所に集中すると、洗面所まわりが混雑してしまいます。

家族の人数や生活時間によっては、洗面室と脱衣室を分けた方が使いやすい場合もあります。

たとえば、誰かがお風呂に入っている時でも、他の家族が洗面台を使える。

来客時にも、生活感のある脱衣室を見せずに洗面だけ使ってもらえる。

こうした使い方ができると、毎日の暮らしがスムーズになります。

洗面台まわりには、家族それぞれの歯ブラシ、整髪料、化粧品、コンタクト用品、ドライヤーなどを置く場所も必要です。

細かい物ほど、最初に収納場所を考えておくことが大切です。

 

来客動線・生活動線のチェック

 

□ 25 来客時に見せたくない場所を隠せる

□ 26 玄関からLDKまでの来客動線が整っている

□ 27 家族の生活動線と来客動線がぶつかりにくい

 

 

 

家事ラクな家づくりでは、家族の生活動線だけでなく、来客時の動線も考えておくと安心です。

たとえば、玄関からLDKに入るまでに、洗濯物や脱衣室、ファミリークローゼットなど生活感の出やすい場所が見えてしまうと、急な来客時に慌ててしまうことがあります。

来客に見せる場所と、家族だけが使う場所をほどよく分けておくと、普段の暮らしも来客時も気持ちよく過ごせます。

完全に隠す必要はありませんが、扉や収納、動線の工夫によって、生活感を見せすぎない住まいにすることができます。

 

将来まで暮らしやすい家のチェック

 

□ 28 老後も使いやすい収納・動線になっている

□ 29 家具や収納ケースのサイズまで想定している

□ 30 家事を一人で抱え込まない間取りになっている

 

 

家づくりでは、今の暮らしだけでなく、将来の暮らしも考えておくことが大切です。

若い時は気にならなかった段差や移動距離も、年齢を重ねると負担になることがあります。

収納も、高すぎる場所や奥行きが深すぎる場所は、将来的に使いにくくなることがあります。

また、家具や収納ケースのサイズまで想定しておくことも大切です。

せっかく収納をつくっても、今使っている収納ケースが入らない。

家具を置いたら通路が狭くなった。

収納の奥行きが深すぎて使いにくい。

こうした失敗を防ぐためには、間取りの段階で、実際に置く家具や収納用品まで考えておくことが大切です。

そして一番大切なのは、家事を一人で抱え込まない間取りにすることです。

家事をする人だけが使いやすい家ではなく、家族みんなが自然と片づけやすく、手伝いやすく、どこに何があるか分かりやすい家。

それが、本当の意味での家事ラクな住まいです。

 

チェックリストで分かるのは「自分たちに合う暮らし方」

 

家事ラクな家づくりに、正解は一つではありません。

外干し中心のご家庭もあれば、室内干し中心のご家庭もあります。

ファミリークローゼットが合うご家庭もあれば、各部屋収納の方が使いやすいご家庭もあります。

来客が多いご家庭と、家族だけでゆっくり過ごす時間を大切にしたいご家庭では、必要な動線も変わります。

だからこそ大切なのは、一般的に便利と言われている間取りをそのまま取り入れることではなく、

自分たちの暮らしに合っているかどうかを確認することです。

家づくりの前にチェックリストを使って暮らしを整理しておくと、間取りの打ち合わせもスムーズになります。

 

ホルツバウハウスでは、デザインや性能だけでなく、実際の暮らしや家事動線まで丁寧に考えた住まいづくりを大切にしています。

毎日の家事が少しラクになるだけで、家族の時間にも、気持ちにも、ゆとりが生まれます。

これから家づくりを始める方は、ぜひ

「家事ラクな家づくりチェックリスト30」を使って、ご家族の暮らし方を見直してみてください。

 

ご相談はいつでも受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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