趣味に夢中になる暮らしを。| 脱・スマホ依存な家づくり
ホルツバウハウス・設計助手の安倍です。
今回は私たちの生活に基づいた家づくりのお話しです。
早速ですが、家にいる時ついついスマホを触ってしまいませんか?
スマホ依存は現代病の一つと言われていますが、暇があったらダラダラと画面を見てしまいますよね。
スマホやテレビといった「デジタル依存」と「住まい」は一見つながりがなさそうですが、実は生活習慣や家族とのコミュニケーション、居住空間の在り方に深く関わっていると思うのです。
スクリーン以外に居心地の良い場所がない
デジタル依存の背景には、スクリーンがある場所にしか快適な場所がないということが考えられるのではないでしょうか。また空間に魅力が感じられない住まいでは、スマホが一番落ち着く場所となってしまいがちです。
それから、孤立しやすい個室ではなおさらです。
家族とのコミュニケーションが図れない間取りでは、個室にこもってダラダラとスマホと対峙するという時間が増えてしまうのです。
ー環境が行動をつくる
行動心理学では、このように言われています。
たとえば、家族の共有空間であるリビングで会話をしながら、お菓子やパンづくりをしたり。
視覚的・身体的な魅力に溢れる空間は、自然とデジタル離れを促してくれるのです。
お施主様が実践する、魅力的な家づくり
今からでもできる、まず実践したいことは「スマホの置き場所」を設けること。
ワイヤレス充電スペースをつくってみるのもおすすめです。
ワイヤレスにすることで、長くスマホを触るということができなくなりますし、空間もスッキリして一石二鳥です。
家を建てる際には、書斎やサウナ、趣味を楽しむ土間などを設けると良いですね!
書斎代わりに、家族で使えるヌックを設けた住まいも手掛けました。
趣味の空間にはスマホやデジタルのものを持ち込まずに、時間を有意義に使うこと。
考えてみると、人生がより豊かで濃い時間を過ごすことができそうではありませんか。
私も脱・デジタル生活を少しずつ目指していきたいと考えています。
共感していただけた方、脱・スマホ生活を送りたい方。
一緒に家づくりを考えていきましょう!