物の場所は動線とともに設計する|なかなか片付かないとお困りの皆さんへ

2025/08/07

ホルツバウハウス・インテリアコーディネーターの村重です。

 

収納や整理整頓という言葉を聞くと、

「やる気が出ないし、時間がないし…」とあきらめている方も多いのではないでしょうか。

私自身も、現在は時短家事コーディネーターや整理収納アドバイザーとして活動していますが、皆さんと同じように悩むことも多いですし、片付けの基本を考えながら様々な工夫をしてカタチになりました^ ^

 

そんな皆さんに、とっておきの言葉をお伝えします。

「片付け上手は、動線上に物の住所を決めること」

 

 

収納のコツは、道具や日用品を同じ場所に戻すだけ

 

 

物が多い方、少ない方。衣類が多い?趣味は?子どもの人数や年齢は?

【お施主様それぞれで異なる収納物】と【最適な動線】を把握しながら、物の住所を設計しています。

「え、家が完成した後に、収納場所を決めるんじゃないの?」と思いますよね。

 

実は、住まいの設計の中で大切な“動線”を考えるには収納物の位置が関係してきますので、設計時から考えておくことがとても大切。

 

雨の日のお子さんの帰宅時を想像してみましょう。

1.傘はどこにしまう?雨合羽はどうすれば良い?

2.濡れてしまったので着替えよう。どこに服が収納されている?

3.ランドセルはどこに収納する?

 

雨の日って、ちょっぴりハードルが高いんですよね…。

 

 

・ホルツバウハウスが手がけた実際の住まいの様子

 

 

実は、こちらは普段家族が使用する勝手口も兼ねた土間玄関。

(来客用としても使う入口は別にあります。)

玄関内は土間になっていて、雨の日でも気にせず使うことができます。

 

傘を収納する場所は、壁に取り付けたハンガーに。

濡れた靴や雨合羽は、土間で乾かしましょう!

 

 

土間を上がってすぐの場所には、洗濯室や洗面室があります。

 

 

その先に、ファミリークローゼットを設置。

一連の動線に、帰宅時に必要な収納が並んでいます。

「どこで何をするのか、何が収納されているのか」

 

 

・すぐに実践できます

 

たとえ片付けを行った場合でも、物の場所がいつも別の場所にあると探すのも大変ですよね。

日常の動きを考えた上で、収納場所として最適かつ取り出しやすい場所を選んで、いつも動きの流れでその場所に戻します。

とても単純なことですが、慣れるまで意識しながら取り組んでみましょう。

家を建てる前から、少しずつ練習してみると良いかもしれませんね!

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