小さなお家で豊かな暮らし|快適な住まいには、どれくらいの面積が必要?
ホルツバウハウス・設計士の井下です。
家づくりの時に悩むことの一つが住まいの規模感。「小さいお家では憧れの暮らしは手に入らないのでは?」と考えていらっしゃいませんか。
タイニーハウスへの注目
私の中では広い住まいにも、小さい住まいにも魅力を感じますが、最近「タイニーハウス」というものに興味があります。ひそかに注目が集まるタイニーハウスには個性豊かに様式があるようですが、一言でいうなら「コンパクトなおうち」です。
インテリアを楽しみ、好きなものに囲まれた暮らしを実現した住まい。
もちろん実用的かどうか考えると、もう少し広ければ良いなと思うことも正直あるのですが、小さなお家を見つめているとその規模に詰まった豊かさに魅了されるというわけです^ ^
実は建築家たちの多くがタイニーハウスな自邸に挑戦されています。
弊社でも、家族構成や暮らし方において「建築面積」「部屋数」のご相談などを数多くいただきますが、実は4人家族くらいで30㎡前後あればタイニーハウスに比べると広いくらい!「十分に豊かな暮らしは叶う」と先に結論をお伝えしておきますね。
小さな家に豊かさを詰め込む
豊かさ(住みやすさ)を詰め込むためには、それなりに工夫が必要です。
開放感
近年は住宅に開放感を求める声が多いですが、小さな住まいでもそれは可能です。
・壁や扉のこと
壁と扉を少なくして部屋をひとつながりにすることで、空間に広がりが感じられ開放感を生みます。
生活感が気になる場所以外は、必ずしも扉で隠す必要はありません。
例えば玄関土間とLDKがつながっていることによって、室内にいながらガレージのような新たな使い方もできます。
・窓のこと
▲26.3坪の豊かな暮らし
窓方向への視線の抜け方や広がり方によって、広く感じられるか狭く感じられるかは大きく変わってきます。したがって、広い住まいでも狭く感じてしまうということが起こり得ます。
明るい南側に向かって大開口の窓を設け、プライバシーを考えながらも採光と通風ができる窓を配置すれば開放感に溢れますよ。
・空間のトーンのこと
白やライトグレーなどの色は膨張色といわれています。ファッションでは着こなすのが難しいカラーですが、住まいではとても役立ちます!
壁や床材を明るいトーンで仕上げることで空間をさらに広く見せることができます。
家族との距離感
小さな住まいの魅力として、人との距離感のバランスが良いことが挙げられます。
家族は近い距離感で過ごすことが心地良いとされ、結局のところ個室があったとしてもみんなリビングに集まっていることがほとんどなんです。そうした中で、立派な個室を設けても大きな意味は持ちません。
お子さんたちもいつかは巣立つので、子ども部屋は空き部屋と化してしまいます。
それなら空間の使い方を変えて、LDKを充実させ将来的に考えても使い勝手の良い寝室を設けるのが適当かもしれません。
ホルツバウハウスは、固定観念をなるべく取り除き「住宅の可能性」を広げています。
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