ホルツバウハウス・インテリアコーディネーターの村重です。
今回は私たちがコンセプトに掲げている家事動線の基本をご紹介します♪
新しい住まいではなかなか比較できにくいかと思いますので、私たちのリノベーションプランをお見せします。
こちらは完成事例ですので、施工事例も併せてご覧くださいね。

ほんの少しの違いが暮らしを変えてくれます

Point1 水廻りをまとめて、台所を中心に短い動線であること

基本的には水廻りを集約することが大切です。
この事例の場合は、元々の間取りでも水廻りが比較的まとまっていて悪くはないと思います。
ただ台所が家の隅にあることで、動線が長い印象があります。
そこでLDKとして居住空間をまとめ、最短の回遊動線をつくりました。

効率重視の家事動線も大切ですが、お子さんとの関わりも家事の時間に大きく関わります。
家族の様子を見守りながら生活が送れることも家事ラクにつながります！

Point2 動線上にたくさん収納があること

ファミリークローゼットやパントリーといった収納面には注目が集まりますが、手に届く場所になければ家事動線の中で機能を発揮してくれません。この事例でお話しすると、一見水廻りと家事室が備わっており元々使いやすそうな間取りではあるのですが、洗濯物を収納できる場所がなかったのです。
2階の寝室にあるそれぞれのクローゼットに収納するスタイルで、片付けに一手間必要でした。

リノベーション後はキッチンのあるLDKから水廻りへとつながる動線上にファミリークローゼットを配置。
洗濯物を片付けやすく、何より必要な時に取り出しやすい！
2階に洗濯物を運ぶ必要もありませんので、時短家事が可能になりました。

まずはこちらをベースにお施主様の生活スタイルに合った設計を行っています。
大それたことではありませんが、小さな積み重ねが驚くほどに暮らしを整えてくれます！
私たちの家づくりに家事動線は欠かせません。

 

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