【素材の使い分け】適材適所の家づくり01|施工事例から床材や造作家具などの使用素材のメリットを解説
ホルツバウハウス・インテリアコーディネーターの石橋です。
快適な家を長く保つためには、実は素材選びが何よりも肝心!
家づくりにおいては、もちろん皆さんにも内装など素材選びをしていただきます。
本日はホルツバウハウスの事例を見ながら「適材適所の素材づかい」を解説していきます^ ^
毎月1事例ずつご紹介しますので、きっとマイホームに使いたい素材が見つかるはずですよ♪
■ 施工事例「薪ストーブと暮らす家」を徹底解剖!
施工事例はこちらから「薪ストーブと暮らす家」
「仕事の関係上、家には頻繁に来客があって。」
「時には海外からの来訪もあるので、日本の自然素材を味わえる家にしたいと思っています。」
家族にも、お客様にとっても居心地の良い空間に。そんなステキなご要望から生まれたお住まいです。
それでは、使用素材を順番に見ていきましょう!
・ リビングダイニング
1階部分は家族が日常を過ごし、お客様をもてなすスペースでもあります。
きっと家具の移動もあることでしょう。床は傷がつきにくい「オーク」をご提案しました。
畳部屋の壁は身体に優しい100%自然由来の塗料を使用しています。
オークの特徴…密度が高く、強度のある樹種です。無垢床材として大人気!
壁塗料の特徴…ドイツのAURO社の自然塗料を採用。日本・世界でも高い安全性を認められています。
・ キッチン
オーダーキッチンの面材には「ナラ材」をお選びいただきました。
床材に使用したオークと同じブナ科の樹種です。
ナラ材はくっきりとした木目の表情がとても美しく、弊社でもキッチンの面材として人気があります!
ナラの特徴…耐久性に優れた木材です。その強度から昔からワイン樽や船の素材としても使われてきました。
オーク同様にだんだんと「飴色」になっていく様子をお楽しみいただけます。
木の質感を味わっていただくため、時々自然由来の塗料を塗ってメンテナンスをします。
・ 階段
このお家は吹き抜けに階段を配置。「見せる階段」として素材の美しさにもこだわりました。
踏み板・手すりには「タモ」、桁には「松」を使用しています。
タモの特徴…均一な木目のタモは、見た目の美しさと滑らかな質感が特徴的。
直接触れる部分にはタモを使用しています。密度が高く丈夫なため、階段にも最適です!
松の特徴…耐久性に優れ、たわみにくい松は「力持ち」
古くから屋根を支える構造部に使用されてきました。体重を支える桁にもピッタリです!
・ 書斎(ワークスペース)
こちらは2階のご主人の書斎兼ワークスペースです。
オーダー製作の本棚は「松」、デスクは「タモ」を使用しました。
2階の無垢床は全て杉を使用しています。
杉の特徴…前述の木材とは異なり、比較的やわらかい木材です。
密度が低い杉は、空気を多く含み触れた時に温かみを感じます。
(飫肥杉、吉野杉など木が育つ土地によって密度や質感が異なります。)
事例を探求してみると、なんと家の中に5種類もの樹種が使われていましたね!!
各所に異なる素材を使用していますが、自然素材を組み合わせるとチグハグにはなりません。
それもメリットの一つですね^ ^
それでは次回の「適材適所の家づくり」もお楽しみに♪
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