古民家リノベーション
2018/07/09
今古民家のリノベーションをしています。
築100年以上の江戸時代から受け継がれたお屋敷を、大事に現代に残されています。
この度、木のことをよく知る方にリノベーションを依頼したいということで、当社にご依頼いただきました。
ありがとうございます!
昔の建物なので、傾きもかなりあり、基礎から直していきます。
床下の湿気対策・防蟻処理などを済ませ、丁寧に直していきます。
この度は、玄関・土間・LDK・トイレ・洗面所・廊下などの大規模リノベーションですので、3か月弱の工事です。
お施主様は住まわれながらなので、その間はご不便をおかけしてしまいますが、出来るだけ早く進めていきます。
昔の物をとても大切にされているお施主様ですので、できるだけ古いものを再利用する形で進めていきます。
蔵に眠る昔の建具や、棚などを雰囲気に合わせてリメイクしていきます。
大工さんと細かい打ち合わせを重ねながら、進めていきます。
ここは大工さんの腕の見せ所です。
古民家は気密性が全くなく、冬がとても寒いのが難点です。
この度のリノベーションで、断熱と気密性を持たせて、快適な住空間にしていきます。
そこで大切なのが、古民家の雰囲気を壊さないこと。
よく新建材を使って、せっかくの古民家の雰囲気を台無しにしてしまうところがありますが、それでは古くからの建物の良さが失われてしまいます。
床には、宮崎県の飫肥杉を使用し、壁は本漆喰を塗ります。
キッチンは秋田県のナラの木を使ったオーダーキッチンです。
タイルも古タイルを使用します。
どのような仕上がりになるか、私たちも楽しみです。