先日、広島経済レポートの取材を受け、当社の体感ルームが記事になりました。

無垢の木と自然素材を使った木の家を、設計士がお客さまの窓口となり、初めの打合せからお引渡し、メンテナンスまでを一貫して担当させていただくという姿勢を取り上げていただきました。

設計士がお客さまの窓口となるということは当たり前のことのように思いますが、

多くのハウスメーカーでは、住まいのことがよく分からない営業マンが担当となり、実際設計をしている設計士は、お客さまの顔がわからないまま家をつくっていくケースがよくあります。

もちろん営業マンの経費がかかり、その分建築費に上乗せされます。

なぜ、そのようなスタイルをとっているのでしょうか。

それは、営業から設計まで全てを担当することは、とてつもなく労力のかかることだからです。

家を1つ建てるのにはとても時間がかかります。

それでは、ハウスメーカーは食べていけません。

より多くのお客さまに多くの家を建てていただかないと会社を維持できないのです。

それで本当に良い住まいができるのでしょうか。

私たちは、多くの住まいを建てることはできません。

しかし、一邸一邸ていねいに、お客さまの要望をしっかりと理解しながら住まいをつくることにこだわっています。

住まいをつくることはとても時間のかかることです。

せっかくかけるその時間が、かけがえのないものになるよう、精一杯努めなければならないと思っています。

そして、その時間を一緒に共有させていただけることに喜びを感じています。

お客さまとの出会いを大切に、心をこめて住まいづくりをしていきたいと思います。