古民家リノベ@安芸郡坂町|ホルツバウハウスの家づくりを覗き見!
ホルツバウハウスの安倍です。
現在、築100年以上の古民家をリノベーションしています。
せっかくの機会ですので、本日は私たちの現場をご紹介します。
古民家リノベーションには、次のような大きな課題があります。
・建てたまま、建物の傾きを修正する必要がある
・老朽化や雨漏りなどの箇所を確認しながら修繕
・古民家の構造から耐震構造への改修が求められる
・快適な暮らしを実現するため、断熱性能を高める必要がある
私たちは新築住宅の建設だけではなく、こうした課題を抱える古い建物を修繕にも取り組んでいます。
快適な住空間へと再生することも、ホルツバウハウスが手がける仕事の一つです。
古民家には広い間取りと可変性があり、古材を使った味わい深さも魅力的です。
長年ホルツバウハウスの家づくりを支えてきた経験豊富な職人さんたちと一緒に、こうした建物を大切に扱い丁寧に住まいを仕上げています。
既存の基礎は江戸時代頃からの建物に見受けられる「礎石基礎(そせききそ)」でした。
束石と呼ばれる大きな石を地面に埋めて、その上に柱が立っています。
石と柱は固定されておらず、太い柱と瓦屋根の重みで建物を安定させる伝統工法です。
寺社仏閣によく見られる構造で、地震が起きた際には複雑な構造で力を分散させる免震構造になっています。
伝統的な工法により工夫された建物ではありますが、壁量の少ない古民家。
今回のリノベーションを機会に、コンクリート基礎・土台・耐力壁に耐震改修を行いました。
▲基礎工事を行っているところ
▲古い構造
職人さんに話を伺うと、屋根を乗せたまま建物の傾きを修正する過程が困難だったそう。
古民家はその家ごとに課題が異なるため、時間をかけてその都度調査をしながら解決してくださいました。
設計や工事には困難もありますが、古い建物にしかない価値や文化があります。
「ご実家を住み継ぎたい、古き良き建物を継承しながら暮らしたい」
そんな想いがある方は、ホルツバウハウスに一度ご相談ください^ ^
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