【建築士のおすすめ】玄関土間に適した素材とは?|土間のある家
ホルツバウハウスの金堀です。
近年は「土間」が再注目され、住まいに取り入れる方が増えましたね。
玄関を広く使えることに加え、観葉植物を並べて楽しむなど、土間があれば玄関の使い道が変わります。
今回は皆さんにぜひ使っていただきたい、土間に適した素材をいくつかご紹介します。
■ 土間に使う素材の条件や選び方のポイント
まず、土間に採用できる床材にはいくつか条件があります。
Point1 お手入れがしやすいこと
水洗いやほうきでササっと掃き出しやすい素材であると使いやすいと思います。
日常的にお手入れがしやすければ、汚れを気にせず思いっきり使っていただけます。
玄関は清潔感が大切なので、ラクしてきれいに保てることが重要です。
Point2 滑りにくい素材であること
雨の日には床面が濡れてしまいますので、通常よりも滑りやすくなります。
転倒防止を防ぐために、滑りにくい素材を選びます。
Point3 予算とバランスが取れていること
土間にこだわりすぎて予算不足にならないよう、費用バランスを考えながら素材を検討します。
弊社では自然素材で環境とお財布に優しい素材選びをお手伝いしています。
■ 土間に採用してほしい床材3選
1. モルタル土間
土間といえば、モルタルをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
砂とセメントを混ぜ合わせたモルタルは、お洒落でスタイリッシュな印象に仕上がります。
金鏝(かなごて)で施工するので、手仕事のあたたかさも感じられると思います。
注意点としては、経年変化によって必ずひび割れてくるということ。
さらによく歩く場所は摩擦で色が変化したり、泥団子のようにツヤが出てくることがあります。
必ず変化が見られる素材なので、味わいとして楽しんでいただける方にはおすすめです。
補修は難しいので、施工当時に戻すためには全体を塗り直す必要があります。
日常的には表面が滑らかなので、ほうきやデッキブラシで手軽にお手入れできます!
2. タイル土間
タイルの土間は高級感がありますね。
お好きなイメージに合わせて色味や質感、タイルの大きさをお選びいただけると思います。
アドバイスとしては、高級感を高めたい場合には小さなタイルを選ぶこと。
カジュアルな雰囲気にするなら大判のタイルが良いですね。
タイルの特徴としては、メンテナンス性と耐久性が高いこと。
自然素材なので汚れが目立ちにくく、モルタル同様に日常の掃除もしやすいと思います。
3. 洗い出し土間
洗い出しとは、コンクリートに砂や砂利などの「骨材」を混ぜて表面が固まる前に洗い流して骨材を露出させる施工方法のことです。
写真の事例では、黒い砂利「那智砂利」を混ぜて洗い出すことで和風の雰囲気に仕上げています。
反対に色が薄めの砂利を加えると、洋風に仕上げることもできます。
石の大きさも好みに合わせて変更することができ、タイルとはまた違った上品なイメージになります。
洗い出し土間は、表面が凸凹しているので滑りにくく安全性が高いです。
汚れが目立ちにくい点もおすすめしたい理由の一つです。
この他にもビー玉や瓦を埋め込んでみたりと、お施主様とご相談しながら色々楽しんでいます。
ぜひ皆さんのご要望もお聞かせくださいね。
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