一室多灯で暮らしを明るく
最近、「一室多灯」の良さに気づき始めた石橋です。
「一室多灯」とは1部屋に複数の照明を組み合わせて設置することです。
以前、私は一室一灯(シーリングライトのみ)で生活していました。
しかし、最近引っ越した部屋にブラケットがついていたことを機に一室多灯の良さに気づき、他にも照明を取り入れるようになりました。
1つの照明のみの生活と比較して複数照明があると、暮らしが本当に違います…!
今回は一室多灯の良さを私なりに紹介したいと思います。
1.動作ごとに適切な明るさを確保できる
これは、JISの照明基準です。
照度(lx) |
リビング |
ダイニング キッチン |
子供部屋 書斎 |
寝室 |
家事室 |
1000 |
裁縫 |
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裁縫 |
750 |
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勉強・読書 |
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500 |
読書 |
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PC作業 |
読書・化粧 |
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300 |
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食卓・調理台 |
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200 |
団らん |
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洗濯 |
100 |
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台所全般 |
全般 |
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全般 |
75 |
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50 |
全般 |
食堂全般 |
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30 |
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20 |
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全般 |
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このように、1つの部屋でも動作によって必要な明るさは違ってきます。
そのため、細かい作業をする場所には高照度の照明を設置する、というような、動作ごとに照明を設置して適切な明るさを確保するということが大切になります。
私は最近PCスペースにデスクライトを設置したのですが、文字の見やすさが格段に違います。
作業がはかどるようになり、ストレスも減りました!
2.つける照明によって部屋の雰囲気を変えられる
照明器具によって特徴が異なるため、空間の印象も異なってきます。
●ダウンライト
天井に埋め込まれている照明で、空間がすっきりとした印象になります。
また、複数設置して全体を均一に照らすと影ができないため、華やかな印象にもなります。
●ブラケット
壁面に取り付ける照明で、デザイン性が高いものが多く、インテリアのイメージを作ってくれます。
照らし方は上下方向のタイプや全方向のタイプなど様々で、部屋のポイントで使用することで雰囲気のある空間になります。
●ペンダントライト
天井から吊り下げる照明で、この照明もデザイン性が高いものが多いです。
陰影ができやすいため、照明の下にあるものを強調することができます。
●スポットライト
天井や壁に設置する照明で、光の方向を自由に変化させることが可能です。
当てたい部分に向けて照らすことができるため、壁や天井、絵画などに向けて、空間を立体的に見せることができます。
気持ちを切り替えたい時や、落ち着きたい時など、自身の気持ちに合わせて照明を変えることで、より豊かな暮らしになりそうです!
3.省エネルギー
ワット数が低い照明を室内に分散して配置するため、動作に合わせて必要な照明を付けたり消したりすると、消費電力を抑えることができます。
ある調査では一室一灯を一室多灯に変えることで、消費電力を4割に抑えられたことが判明しているそうです。
電気料金を節約することにも繋がりますね!
4.さいごに
デスクライトやフロアライトといったスタンドライトは、配置するだけなので簡単に取り入れることができます。
一室一灯から一室多灯へ、照明を見直して暮らしを明るくしませんか?
また、工事が必要な照明器具もあります。
新築やリフォームをお考えの方はぜひ照明の計画も検討してみてください。
ホルツバウハウスではお客様の暮らし方を考えながら照明計画を含めたインテリアコーディネート・設計を行っています。
私たちと一緒に暮らしを豊かにする住まいを作りませんか?
気になる方は気軽にご相談ください!
インテリアコーディネーター 石橋茉咲
広島県広島市中区大手町2-5-11 はるぜんグランリーブ8F
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