築100年以上の古民家リノベーション
2018/12/18
久しぶりのブログ更新となってしまいました。
先日築100年の古民家リノベーションが終了しました。
古いものをとても大切にされるお施主様でしたので、
出来るだけ残しながら、リメイクしながらのリノベーションでした。
蔵に眠っていた古いタイルや建具や家具などを補修して、
新しい場所で輝くようコーディネートしました。
こういう古民家に新しい新建材を持ってきてしまうと、
台無しになってしまうので、
時間はかかるけど、大工さんの手仕事で、
一つ一つ手作りしました。
上の洗面台は古タイルと新タイルを合わせて造作でつくったもの。
収納も古民家の雰囲気に合うよう、
舞良戸にして、色も濃くしました。
上の写真は昔使われていた水屋をリメイクして、テレビボードにしました。
もともとあった梁ともよく合います。
勝手口の上のスペースには、
雰囲気のある窓を入れました。
色ガラスがさらに雰囲気を出しています。
もちろん家具や照明もコーディネート。
この椅子は、100年前にイギリスで使われていたアンティークチェア。
椅子の足の装飾がすばらしい。
卸業者から取り寄せるので、お値段もそんなにしません。
照明も大正ロマンを感じさせる素敵なデザインを選びました。
お施主様が喜んでくださることが一番うれしいですね。
完成写真は近日、ホルツバウハウスの家で公開します。