無垢の木にこだわる

2016/03/14

当社は無垢の木を使うことにこだわりを持っています。

本物の木には人の心を癒し、穏やかにする力があります。 09

 

日本は昔から床に座る文化が根付いており、床に触れる機会がとても多いと言えます。 家に入る前に靴を脱ぎ、素足で無垢の木の上を歩くととても心地よいものです。

「あなたの家のフローリングは、どこの国の何という木ですか?」 と聞かれて答えられる方はなかなかいないと思います。

ほとんどのハウスメーカーや工務店の営業マンに聞いても、答えられない のではないでしょうか。

 

日本の森林面積は約2,500万haあり、国土面積に占める割合は約66%で、 森林率は先進国の中ではフィンランド・スウェーデンに次いで第3位の森林大国です。 戦後大量に植林された杉や檜(ひのき)は収穫適齢期(45年生以上)を迎え、 少子高齢化が進んでいます。 日本は資源の少ない国とよく言われますが、森林資源については乏しいわけではなく、 実は使われずにいるという現状があるのです。

HP社長ブログ1

森林蓄積量に対する年間伐採量の比率

 

昭和30年は約95%有った木材自給率は、外材の輸入増加と林業の衰退が進み、 現在では約25%と3/4は外材の輸入材を使用していることになります。食料自給率が 40%しかないとマスコミで世間を賑わせていますが、木材はそれどころではありません。 しかも、食料と違って、目の前に沢山国産材が存在しているのにもかかわらずです。 なぜこんな状況になっているのでしょうか。

社長ブログ2

木材の供給量と自給率 

             

社長ブログ3

我が国の木材需給状況

 

答えは明確。外材の方が安いからです。

 

日本は戦後、木材需要の急増によって高騰した国産材の価格を安定化させようと、 1964年に木材輸入を完全自由化しました。賃金水準が高い上、森林の地形は急斜面が 多く、森林の所有規模が小さく分散的であることなどから、日本林業のコストはどうしても 高くならざるを得ず、安い外材には適わないということです。

よく言われる皮肉話として、「裏山の杉より、北欧から2万km以上船で運ばれてきた ホワイトウッドの方が安い」というのが現状なのです。

 

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。

住まいは決して安いものではありません。

沢山のお金をかけるのであれば、本当に愛していける住まいを建ててもらいたいと思うのです。

 

私は日本で建てる「住まい」には気候風土にあった日本の木を使いたいと思っています。

確かに安い外材と比べると費用面では高いこともありますが、 私たちが目指す「永く愛される住まい」には、日本の住まいに適した本物の木が、 耐震面や手触り・香り・あたたかさ等において、私たちに安らぎや心地よさを与えてくれると考えています。

そして定期的なメンテナンスをすることで、味や深みが増し永く受け継いでいきたいと思う住まいとなってほしいと思います。

 

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