指触温度

2014/11/13

指触温度という言葉があります。

素材が人体に触れる時に感じる温度のことで、その素材によって温度が高いもの、低いものがあります。

例えば床材の場合、木材、コンクリート、ビニルタイルの3種類の時間経過に伴う足の冷え方を測定すると、温度低下の速度が一番速いのがコンクリート、次いでビニルタイル、そして木材が最も遅い結果になります。

その素材が人体からどれだけ熱を奪うかという言い方もできます。

木材の床は冷えにくいことが判明されており、特に針葉樹(スギ、マツ、ヒノキ)などは多孔質で断熱性に優れているため、冬でも素足で暖かさを感じることができます。

冬に向けて、無垢の床材に張り替えてみるのもいいですね!(^^)!

 

住宅デザイン研究所

岩間道元

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